2010年2月22日月曜日

アメリカ先住民ズニ族の宝飾細工



アメリカ先住民ズニ族の居留地に通い始めて17年になります。その間、フェティッシュとそのネックレス、更には、主としてモザイクの宝飾細工を集めてきました。
 最近は、宝飾細工の歴史の研究をし、この6月には、初めての本が、Schiffer Publishingから出版予定です。それは、一番良く作られてきたKnifewingとRainbow Manだけを取り上げ、1920年代から60年代までの作者とその作品を取り上げたものです。写真は、入稿後に入手し、したがって本には収録されない作者不詳のRainbow ManとKnifewingです。いずれもよい作品だと思っています。1940年代から1950年代にかけて作られたものです。
 現在は、2冊目の原稿を執筆中で、Hopi Bird/ThunderbirdとSun Faceを中心に、Kachinaを除く具象的なモティーフのものを収めます。引き続き、3冊目としてズニの宝飾細工の技法のうちモザイク技法を除くすべての技法に関するものの収録し、最後にKachinaの宝石を扱う予定です。